自動車整備工場ブレーキテスターのリモコン修理

以前PC修理で対応したお客様から「こういった物も直せますか?」とご相談がありました。

整備工場のテスターらしく頻繁に持ちながら動かすので断線してしまったとの事です。

分解して基板を見る感じだとパターンごと剝がれているのでその部分は修復しないといけませんが、これくらいなら大丈夫です。と依頼を受けました。

これだけで問題なく動くだろうと思ってましたが、返却後、テスター本体が動かないと連絡がありました。(一番最後に原因が判明します)

リモコンの基板配線を修復した後スイッチを押したりして導通信号を確認したのでリモコンは直ってるはずです。なので工場に出向いてみました。

工場での写真は撮っていませんが、工場内の本体基板とリモコンの導通を調べてみると、全て通っていません。

なんと基板側の配線が切れただけではなく、下の写真の赤丸部分も内部で全て断線していました。

恐らくこのリモコンを持ったまま車のテストを行うので、何年もそれを繰り返しているうちに内部に圧が加わり断線したと思われます。

ACアダプタとかもこんな感じで内部断線するよな~と思い、一番負荷がかかるであろう場所を導通チェックしたらビンゴでした。
その場でテストでつなぎ合わせたらテスターがガシャンガシャンと動きました。原因判明!お客様もかなり喜んでおられました。

内部の配線はお客様側で配線し直すそうなので今回はここまでとなりました。まさかまさかの原因でしたが、無事判明して良かったです。

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